トップページ > 雛家について

雛家はこんな人形屋です。

百見は一見に

百見は一見に

『百聞は一見にしかず』という言葉って、ひな人形選びにとてもあっている言葉だと思います。辞典で調べてみると百回聞くよりたった一度でも自分の目で見た方が確かだ。とあるのですが、自分の目で見ることの大切さを教えてくれる言葉だと思います。
基本的に人形屋さんが仕入れに行くときって『メーカーの説明だけで電話注文』とか『写真を見て』とか『ネットで注文』なんてことはほぼありえません。
問屋さんや製造元の職人さんまで足を運んで、現物をちゃんと見て仕入れる人形を選びます。自分の目で確認して選ぶのが間違いないからです。まさに『百聞は一見に…』ということです。 であれば、それをお客様に選んでもらう時、現物を見ていただいて、ご自分の目で選んで頂いた方がいいような気がします。

現物を見てお雛様選びをする

この仕事に就いたとき、ある人形屋さんから『お雛様は手に取って目の高さにして、色々な角度から見て選んでください。人形って見る角度で表情が変わりますよ!』と言われました。今もそう言ってお客様にお勧めしています。光の当たり方、影の出方でお顔の表情、雰囲気が違って見えます。写真で見るだけではわからないことがいっぱいあります。

日本で一番売るといわれているネット業者さんは、何億もの売り上げがあるけども、返品率も2,3割だと聞いたことがあります。その話を聞いて、『なるほどなあ』と思いました。ということは、2,3割の方は画面上の写真等で選んだものと、届いた商品に違和感を覚えたのではないだろうか?と思います。写真で見るお人形と現物をご自分の目で見るのとは違って見えます。 やはり、現物を見てお雛様選びをするのがまちがいないような気がします。

大切なものを大切に選ぶことが出来るように

大切なものを大切に選ぶことが出来るように

お雛様を選ぶってことは一生の内に一回か二回くらいしかないことです。見慣れないものを選ぶので、みなさんすごく迷います。それこそ、お店に三日続けて来店される方もいらっしゃいます。写真を撮っていく方もいらっしゃいます。迷って当然だと思います。私も仕入れのときに迷いますから。
なので、じっくり選んで頂けるように、
このホームページを立ち上げました。このホームページ上に当店のお雛様の一部を掲載していますが、あくまで『雛家の取り扱い商品の説明』、『現物を見てからの確認、復習』または『こんな人形を飾っているんだという下見』のためのものです。このホームページに『買い物かご』を掲載するつもりはありませんし『ネット販売』をする予定もありません。大切なものを大切に選ぶことが出来るように…

人形の価値って…

人形の価値って…

価格が高い人形が良いものだと言ってそれを猛烈にお勧めするようなことはしていません。
なぜなら、美術工芸品ではないからです。ひな人形はあくまでも『その子のお守り』です。百万円のセットと三万円のセットで『お守りの価値』が変わることはないと思っています。 三万円のセットでその人形が『かわいい』と言って選べばそれがその子にとって一番良い人形なのです。

三万円のセットと百万円のセットでは、当然衣装の作りも違いますし、お顔も違いますし、お道具も違います。
でも人の好みは『十人十色』。どちらが好みなのかは、選ぶ方の感性の問題。明るい色を好む方もいれば、渋い色を好む方もいます。価格の高い人形はそれなりに手間を掛けていますし、値の張る材料を使っていますし、職人さんの腕も違います。ただし必ずその人形が良いかというとそんなことはないと思います。お子さんが大きくなってお話ができるようになったときに『この人形はね、価格が高いから選んだんだよ。』というより『この人形はとても可愛かったから選んだんだよ。あなたのために…』と言ってあげたほうが素敵な気がします。

三万円の人形と百万円の人形の作りの違いをちゃんとお話しできるように勉強はしています。(まだまだ勉強中ですが・・・)

メーカーにこだわらない。

当店は『久月』『吉徳』『フジキ工芸』『千匠人形工房』『東玉』『東旭』『マルタケ』などいろんな問屋さんから
人形を仕入れています。これは、それぞれの問屋さんにそれぞれいい特徴を持ったたくさんの良い人形があるからです。『○○』は一流メーカーだから絶対によい人形で、それ以外はダメなんていう説明はするつもりもありません。これもまた、人によって好みって違いますからね。

子供の目線で

子供の目線で

ガラスケースもいいのですが… よく、お客様から『ひな人形飾るのが面倒臭い』『子供が大きくなって誰も手伝ってくれない』だから、ガラスケースに入ったお雛様が楽でよいと言われます。基本的にガラスケースのお雛様は糊付けされてあまり触ることが出来ません。
寒い時期にひな人形を出したり、片付けたりということは親の目から見れば、『面倒くさいこと』ですが、お母さんやお父さんと一緒に『これはあなたのお守りだから大切に飾ろうね』と言って、楽しみながら飾ることで
その子の心に『何か大切なもの』が生まれるような気がします。子供の目から見るときっと楽しいはずです。


日本で一番売る人形屋になりたいとは思いません。そんな能力もありませんし。それより地域に根差して、『雛家』で選べば間違いないと
いわれる人形屋になりたい。と思っています。
ってどっかのミシン屋さんのセリフのようですが…

節句人形アドバイザーが人形選びをお手伝い

雛家の特徴

1.節句人形アドバイザーがいる店
節句人形アドバイザー認定

この節句人形アドバイザーというのは日本人形協会認定の資格者で、節句行事や節句人形に関する豊富な知識を持ち、 何でも熟知している公的に認められた節句人形販売のプロであることの証です。お客様に正しい知識で販売するための認定試験を受け、 節句人形アドバイザーを取得しています。

しかし、私たちは絶対自分の好みを押し付けません。雛人形は性能ではなく思いや感覚で選ぶものです。ミシンでしたら、 性能やお客様が作りたい物を作りやすいミシンをお勧めしたりできますが、雛人形はお客様が「このお顔可愛い!」という言葉がすべてす。 また、飾るスペース、保管スペースはとても大事ですので、箱のサイズや個数など、細かにアドバイスさせていただいているます。 それは、娘さんの嫁ぎ先にお届けする場合も同じです。雛人形を贈れる家から嫁に出した、という誇りのひとつにもなっていたりするものでもあります。 我が家も女の子二人。上の娘には七段飾り、下の娘には立ち雛を買いました。

2:常時展示は80セット以上
常時展示は80セット以上

宮中の雅な装束を正確に再現した「有職雛」をはじめ、段飾り、親王飾り、ケース飾り、収納飾り、木目込み人形、立ち雛、つるし雛など常時80セット以上をご覧いただけます。お客様にひ人形を持って目の高さにし、お顔をじっくりと見ていただきます。見る角度によってお顔の表情は違ってくるので、じっくり見ることが大切です。

そして飾るスペース、予算なども考えてお好みの人形を選んでほしいと思います。また、一度のご来店でお決めにならずとも何度もご覧になってみたり、また他店にも足を運んでみることも良いと思います。いつもご覧になっていただける場所があるというのはとても大切だと思います。

3:顔写真刺繍のプレゼント
お買上特典

雛家でお買い上げいただいたお客様には、お生まれになった、またプレゼントするお子様の可愛いお顔を刺繍にしてプレゼントしています。ひな祭り前に生まれたばかり・・・というお子様の場合は半年ほどすぎてからお作りしています。

また、雛家では 「お手入れセット(被布・毛羽先・手袋などの)」、「写真館付きオルゴール」を全員にプレゼントしています。
また10万円以上お買い上げの場合は子供が着れる「被布」をプレゼントしています。

雛人形ご予約のお客様全員にプレゼント!

子どもが着れる「法被」をプレゼント!

庄内一円、配達時に説明をしながら飾り付けをしています。

4:選ぶ前にもアフターでもケアは万全
選ぶ前にもアフターでもケアは万全

お選びになるときにはかならず飾る場所の広さを確認させていただき、そこに適切な大きさをお選びいただいています。

また、お届けして一番初めの飾りつけは、いろいろとご説明しながら一緒に飾りつけをしています。

また、片付けるときも、どうしても元のとおりに片付けることができない場合はご連絡いただければ伺ってお手伝いをする場合もあります。
(飾る前に写真を撮っておくと仕舞いやすいですね)

常時展示80セット以上

雛人形は一人一人のお守り

雛人形は一人一人のお守り

雛人形はその家の宝物だと思っている方が意外と多いのですが、ひとつの雛人形はだれか一人のお守りとして飾り、その子の災いを払い守ってくれるものなのです。決してその家の宝物ではない。。。ということをお話しています。
しかしそう言うと、「雛人形を売りたいからだろう」と思われてしまうかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。

また、価格が高いから良い、安いから悪いというものでもありません。そりゃぁ高いものをお求めいただければ私たちは嬉しいです(笑)が決してそうではありません。そんな売り方をしていたらきりがなくなってしまいます。それよりも、選ぶときにじっくりと人形のお顔を見て、着物を見て、あれこれ悩みながら選んでいただきたいと思います。そして、その子が大きくなって話しができるようになったときに「この人形はとっても可愛いものだから あなたのためにみんなで選んだのよ」と話してほしいなぁと思っています。

だからといって、三姉妹だから三人みんな段飾りを求めるということでもなく「これはあなたを守ってくれる人形だよ」と渡せるお人形があればそれで良いのです。

親子で飾ってほしい

親子

皆さんにお願いするのは、たとえば、お母さんが「今日雛人形飾るよ」と言ったら娘が「わーい!」と喜びますよね。その時飾りながら、「丁寧にあつかうんだよ」とか「これおばあちゃんが一生懸命選んで買ってくれたんだよ」と教えてあげてほしいのです。小さな頃にはその意味がわからなくてもきっと後でわかるはず。その子が母親になったときに「自分が小さなときお母さんと一緒に飾ったんだ」という思い出や物語が蘇ってくるはず。だからお雛様は子供と一緒に飾ってほしいのです。 (なので、手にとって飾れない「ケース飾り」ではなく、手に取って飾れる雛人形をおすすめしています)

雛人形の納入事例はこちらから

五月人形の納入事例はこちらから

ページの先頭へ戻る